飲料業界のインフルエンサーマーケティング。お茶や飲料水、フルーツジュースブランドの事例4選

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今回は、「ビゲロウ・ティーカンパニー」「ボックスドウォーター社」「フィジー社」「ネイキッドジュース社」の4企業のインフルエンサーマーケティングについてご紹介します。

目次

  1. ビゲロウ・ティーカンパニーによるインフルエンサーマーケティング
  2. ボックスドウォーター社によるインフルエンサーマーケティング
  3. フィジー社によるインフルエンサーマーケティング
  4. ネイキッド社によるインフルエンサーマーケティング
  5. 企業が選ぶべきインフルエンサー像
  6. ビゲロウ・ティーカンパニーによるインフルエンサーマーケティング

    Bigelow Tea(ビゲロウ・ティーカンパニー)は自社製品の宣伝も含めて健康的な生活を人々に勧めたい一企業のうちの一つです。ビゲロウ・ティーカンパニーはインフルエンサーマーケティングキャンペーンに着手すべく、お茶を飲むという健康的な側面とエモーショナルなアピールが出来るという、この双方のキャラクターを併せ持つインフルエンサーを探し、協力関係を結びました。

    そのキャンペーンでは、ビゲロウティーを使用したオリジナルレシピを作った人もいれば、ビゲロウティーの包装をDIYアートに変身させた人も・・・このようにインフルエンサーは様々な方法でビゲロウティーをSNSコンテンツに組み込んだのです。例えば、「Cherished Bliss」というサイトの有名ブロガーであるアシュリー・サーマンはビゲロウティーと凍らせたレモネードのアイスキューブで作るアイスティーのレシピを読者に提供しています。一方で「A Million Moments」のジェスはお茶の包装紙で綺麗なフラワーポットを作る方法を紹介しました。

    その結果、ビゲロウティーをコンテンツで紹介したブロガー達の投稿は、3万2000以上のエンゲージメントを達成したのです。こういったインフルエンサーマーケティングのおかげで、ビゲロウティーの全体的なメディア価値は3倍以上に増加し、売り上げは18.5%も増加しました。ビゲロウティーカンパニーにとって本当に良かったのは、協力したインフルエンサー達が普段のコンテンツに製品をうまく、シームレスに組み込んでくれたことだったのです。例えば「ビゲロウティーを飲もう!」とインフルエンサーが直接的に言っても効果はあるかもしれませんが、読者によっては広告感が否めず不信感を感じる場合もあるでしょう。コンテンツへ投稿する方法が不自然なものであれば、それだけフォロワーの関心も薄れてしまうでしょう。今回のインフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーのレシピやDIYなどオリジナリティーあふれる「自然な投稿」が成功の鍵になったと言えます。

    ボックスドウォーター社によるインフルエンサーマーケティング

    「Boxed Water」をご存知ですか?持続可能性と環境への配慮を気遣った会社である「ボックスドウォーター社」は、ペットボトルに代わる環境に優しい箱入りの飲料水を販売している企業です。ボックスドウォーター社は環境に配慮した消費の促進を行うため、インフルエンサーマーケティングを使用しました。そのインフルエンサーマーケティングの方法がボランティア精神に溢れる取り組みでもありますので、次で内容を詳しく見ていきます。

    2015年、National Forest Foundationと協力してボックスドウォーター社は「#Retree」キャンペーンに取り掛かりました。同社は「#ReTree」を付けてインスタグラムに投稿されたすべての自社の箱入り飲料水の画像につき、木を2本植樹することを約束したのです。ボックスドウォーター社は、影響力を持つインフルエンサーと協力して「#Retreeキャンペーン」を広めました。例えば有名ユーチューバーのメグ・デンジェリスは、自身のSNSアカウントで「#Retreeキャンペーン」を紹介していますし、ブルガリアのファッションブロガーのアリスカは「#BoxedWaterIsBetter」を付けてインスタグラムに投稿し、話題を集めています。

    このインフルエンサーマーケティングによって、インスタグラムのフォロワー数71000人程度の比較的小さな存在だったにも拘わらず、ボックスドウォーター社のリーチ数は10倍に跳ね上がったのです。同社はカリフォルニア州やユタ州の国立公園に60万本以上の樹木の植樹しました。このキャンペーンのおかげで、ボックスドウォーター社は2020年までに100万本の木を植樹するという計画に、もうすでに半分以上到達していることになります。やはりこういったインフルエンサーマーケティングの影響力は大きく、SNSを通して多くの人の目に触れることで、ボックスドウォーター社にとっても地球の環境にとっても良い未来へ向かう手助けになっていると思います。

    フィジー社によるインフルエンサーマーケティング

    飲料水ブランドの「フィジー」は有名ですが、そのキャンペーンパートナーである「バーンスタイン」についてはご存知ないかもしれません。フィジーウォーターのインフルエンサーマーケティングは、インフルエンサーのワークアウトビデオの中に自社の飲料水を取り入れるというものでした。

    「We Wore What」というファッションブログのブロガーであるダニエラ・バーンスタインは、最近「Bodyworewhat」というインフルエンサーマーケティングキャンペーンをフィジーウォーターと協力して開始しました。そのキャンペーンでは、バーンスタインさんとトレイナーのエリック・ジョンソンの8分間トレーニングの動画を投稿、その最中にフィジーウォーターを飲むシーンを挿入。そうすることで「水分補給を促進する」というフィジーの取り組みを実証することを意図していました。

    その結果、彼女と同じような見た目と感覚を手に入れたいと思っているファン達のモチベーションを上げ、フィジーの飲料水の売り上げへも繋がったようです。

    ネイキッド社によるインフルエンサーマーケティング

    ボトル入りスムージーブランドの「ネイキッドジュース」も、インフルエンサーマーケティングを利用しています。美容やファッション、健康面において優れたキーインフルエンサーに協力を求め、インスタグラムでその知名度を上げることに成功しました。

    例えばライフスタイルブロガーのケイトラヴィエさんはネイキッド社と提携、普段着と美容の必需品と銘打って戦略的に「ネイキッドジュース」を取り入れた投稿をしています。また、同社が行った「#DrinkGoodDoGoodキャンペーン」は、「#DrinkGoodDoGood」を付けた「野菜や果物とのセルフィー(自撮り写真)1投稿につき必要とされている地域に10ポンド相当の農産物を寄付するというもので、約100人のインフルエンサーを起用して行ったマーケティングです。このインフルエンサーたちはレシピや普段の食事写真などを投稿しているブロガーやシェフなど食に強い人々でした。

    その結果、彼らの影響力のおかげもあって56日間で#DrinkGoodDoGoodキャンペーン動画の再生数は1万回を超え、このハッシュタグの使用は5万回以上、寄付額は50万ポンドに及んでいます。このキャンペーンによって、インスタグラムのトレンドになったネイキッドジュースのブランド名は大きく拡散され、認知度を向上させました。

    企業が選ぶべきインフルエンサー像

    人々がインフルエンサーに求めるものは、インスピレーションのようです。広告的要素の強い投稿ばかりですと、フォロワーが減ることにもつながりますし、フォロワーからの信用を失ったインフルエンサーとはブランドも仕事を共にしたくなくなります。やはり感性が豊かなインフルエンサーを見分けることがインフルエンサーマーケティングには重要なのではないでしょうか。

    参照:https://www.curalate.com/blog/sabir-peele-mensstylepro/

    https://www.grin.co/blog/8-influencer-marketing-case-studies-with-unbelievable-results

    https://shanebarker.com/blog/influencer-marketing-case-studies/ 

    http://shortyawards.com/8th/drinkgooddogood-bringing-awareness-and-produce-to-food-deserts

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