マイクロインフルエンサーの活用術

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インフルエンサーマーケティングの初期には、メガインフルエンサーと呼ばれる無数のフォロワーを抱えるセレブリティ・インフルエンサーを起用することが多かった。

しかしその後、より効果的にターゲットセグメントにリーチするため戦略の試行錯誤が重ねられ、マクロインフルエンサーやマイクロインフルエンサーらが登場するようになった。

とりわけ、2015年頃から米国ではマイクロインフルエンサーによるニッチへのアピール力が期待され、マイクロブロガーを起用するブランドは増えている。

彼らはブログのみでなく、InstagramやTwitterなど、ブランドの業種に合わせて様々なソーシャルメしディアを使いこなしている。


マイクロインフルエンサーの台頭

ソーシャル上では、セレブリティとブロガー、vloggerらの壁はなくなりつつある。

今やブロガーやvloggerは各ブランドから有力なインフルエンサーと見なされるようになり、流行の発信者と同時に気楽なソーシャル上の友人として、多くのフォロワーを惹きつけている。

とりわけ注目されているのは、フォロワー数10万人以下のマイクロインフルエンサーたちである。

ニッチな市場のなかで熱心なファンを持ち、ターゲットとなるユーザーたちから大きな購買意欲を引き出すのだ。

マーケティングプラットフォームActivateを通じてマイクロブロガーとブランドを結びつけるBlogvin’は、ブランドの業種によってインフルエンサーらが発信を行うソーシャルメディアを使い分けているとするデータを作成している。


米国Instagramの業種別フォロワー数

マイクロブロガーたちは自身のブログだけでなく、InstagramやTwitter、Facebook、Pinterestを活用して発信を行っている。

そのうち、日本でもインフルエンサーマーケティングにおける活用が注目を集めているInstagramの状況を見てみよう。

アカウントごとの業種別平均フォロワー数は以下のようになっている。

  • DIY 2,466人
  • ファッション 5,756人
  • 食料品 4,313人
  • 生活用品/ライフスタイル 4,600人
  • 育児用品 3,973人
  • 旅行 6.180人

このほかのメディアで突出した数字としては、Twitterでは食料品4,518人、育児用品4,888人、また、FacebookではDIY4,799人、食料品7,725人、生活用品/ライフスタイル7,028人、旅行5,651人などが挙げられる。

Pinterestは全体として数字が小さい。

全体的には、食料品部門の平均フォロワー数は、他の業種よりもおよそ4倍である。


各チャンネルが優位な業種とは

以上のデータからは、Instagramは旅行とファッション、ついでFacebookと同程度で生活用品/ライフスタイルの業種に強いことがわかる。

このほかTwitterは育児用品において僅かだが他のソーシャルメディアを抑え、Facebookは食料品、生活用品/ライフスタイルで抜きん出ているほか、旅行もInstagramを追っている。

PinterestのなかではDIYが一番注目されているが、平均フォロワー数は3,225人で、他のメディアより低い数字である。

一方、ブログはDIYや旅行に向いているというデータとなっている。


インフルエンサーマーケティングにおける、マイクロブロガーのメディアの使い分け

ターゲットセグメントへのエンゲージメントにはマイクロインフルエンサーの活用が効果的を表している。

しかし、多数のマイクロブロガーが有力なインフルエンサーとして台頭し、またソーシャルメディアが乱立する状況において、ブランドはどのように自社に適したマイクロインフルエンサーにリーチするべきか、手を尽くしている状況だ。


Activateの代表ロヒット・ヴァヒットは、「このデータからはブランドは宣伝効果を上げるために最も適したソーシャルメディアを分析できるし、またそうしなければならない」と述べている。




参考:AdWeek “Infographic: How ‘Microbloggers’ Leverage Their Influence Through Social Media Savvy -For niche experts, channel choice is key” http://www.adweek.com/news/technology/infographic-how-microbloggers-leverage-their-influence-through-social-media-savvy-173272

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